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http://makun0uch1.hatenablog.com/entry/2016/07/11/231155/

腐女子こそ夢小説を書くべき論

上の記事を読みました。夢女子です。

書きたいことは一番上に書け派だから書くけど「夢は原作破壊だからクソ」みたいに言ってるそこの二次BL腐女子~!!!
AくんとBくんがセックスするなんてどこにも書いてないし彼らのライバル感情や信頼関係をホモ性愛にするのは原作冒涜とキャラ崩壊じゃないんですか~~~!!???
「夢は特殊性癖だから一般人の目につかないところに行け」っていってる二次創作警察~~~!!!ユニバのウィザーディングオブハリーポッターホグワーツ生ごっこしてる一般人見えてる~!!???

はい。
喧嘩を売ってる訳じゃなく(売りたい気持ちは否定しない)夢に対してよく見かけるこういう文言、だいたいブーメランか跳弾かまして別の人撃ってるよねっていう話です。

以下は自分の書きたいこと吐き出してるだけでまとまってないから注意な!乱筆乱文注意な!


かなりのリツイートが回って夢女子も腐女子もすさまじい紛糾を見せていましたね。
私の周りにも「夢に腐を呼び込むな」と憤る夢女子がいれば「その二つが相容れる訳がない」と嫌な顔をする腐女子がいて。すげえ意見が分かれて炎上したり延焼したりして正直わくわくしてる。
私は夢女子の方に偏ってるから夢女子として書きます。独り言です。

夢を嫌う人の夢を嫌う理由ってたいがいが「二次創作内に異物(≒自分)なんかを入れて好き放題に原作を破壊している」みたいな感じになるじゃないですか。言葉を強めれば。
破壊する!クソ野郎!とまでは言わないけどそう思ってる節あるじゃん?いい年こいてごっこ遊び恥ずかし~wwwみたいな。キャラくんに頭撫でられたり好きって言われたり恋愛したいって恥ずかし~wwwみたいなの。
いやいやそんな風に思ってないよーって人もいるとは思うけど、今季やってるアニメ(2016年11月現在)のユーリ!!!on ICE見てる!?すごいアニメだよね!アレに関して「勇利主人公の夢小説じゃん」みたいな意見があったらしくてその話がちらっと回ってきたんだけど、正直夢女子の私にしてみたらもうハテナ乱舞って感じで勘弁してほしい感ある。

いやだから夢小説ってのは異物を尊き絶対正義原作にぶち込んで汚すから嫌われてるんでしょ?それは知ってる。
でも夢小説が嫌われがちというか侮られたり馬鹿にされたりしやすい理由にもう一つあって、それがたぶん「ゆうりくんしゅじんこうゆめしょうせつじゃん~」なんだと思う。
端的に言えばご都合主義のシンデレラストーリーがそれなのかなって。
夢小説あるある(笑)の話題の種にされやすいのもそれなんだよね~。平々凡々の夢主ちゃんが跡部様にぶつかって「なんで避けないのよ!」って突っかかっただけで「お前面白いな」って興味持たれてそこから恋と夢主ちゃんのシンデレラロマンスの始まり始まりみたいなのがもうべったべたでネチャネチャしてて使い古された少女漫画のストーリーを煮詰めて焦がした部分食っておいしいのかみたいなそういう笑い方されてる気がする。被害妄想?

「夢小説じゃん」が侮蔑の言葉として使われてるときって割と多い。
というか自分が夢女子だから目につくだけかもしれないけどま~目につく。
メアリー・スーと同じぐらい使われてるように思うしもっと口汚く「ドリ臭い」も見る。
まぁ腐臭がきついみたいな言い方も見かけるからBLっぽい展開やキャラとか物語に対してそうつかわれてることも少なくはないんだけど、何年何十年にもわたる戦いの中でBLは市民権を得てきて美術手帖でBL特集が組まれたりBL論とかって社会学者っぽい人が分析してたりするし、認知は深まってきたと思う(もちろんBL者の中にも勝手に的外れな精神分析されて憤ってる層もいるかもしれないけど分析って結局解剖なのでされる対象にとっては不愉快なものだもんね~


だからってBLがイチ抜けたからって夢を貶めることなくない?

「夢小説っぽい」とか「これは実質夢」って言葉は夢女子の間でも使う。
けっこう気安く使う。だって悪意がないから。仲のいいおたく女の間では「ああ~こういうのフォロワーが好きそう」
って思ったらお互いの共通概念を使ってすごく気軽にお勧めする。腐女子の間では「これめっちゃホモだから読んで」「○○くんがしこいしモブおじさんの登場が待たれる」みたいに漫画やアニメをすすめてるのと同じノリで「これ夢女子すきでしょ」とか使う。
使う対象はバラバラ。夢女子も一枚板じゃないから多分個々人の「夢っぽい」もバラバラなんだけど、でもまぁ夢っぽいってフォロワーが言ってるから一定の信頼はおける作品だしそこに悪印象はない。語彙力のない人の「やばい」ぐらい軽い。

でも夢小説や夢創作に触れていない・触れたのが数年前で現状を知らない・夢に悪印象がある人の「夢っぽい」は見るに堪えないぐらい悪意を感じる。被害妄想?そうだと信じたい。

「夢っぽい」には大別して2通りあると思う(それ以上にあれば教えて
1:原作に出てこないオリジナルキャラが出演するなど
2:主人公のワンマンプレイ・シンデレラストーリー・ご都合主義展開など

1の場合はメディアミックスされたときに生まれたり、あとは二次創作に対しても使われる。
メディアミックスってのは劇場版が作られたときにその映画内だけに出てくるオリジナルキャラが物語のキーになったりして話が動いたり、もっと小規模なとこをつくとジャンプノベルの外伝とか短編集とかあるじゃん。そこに出てくるモブとか漫画本編に出てこないけどちょっと原作キャラと関わりを持つオリキャラとか。そういうのすごく夢っぽい。
二次創作に対してはあんまり言うべきじゃないのかもしれないんだけど言う。悪意がないから。
キャラくんの捏造幼馴染とか顔出し審神者とかの漫画が何千RTを引きつれてTLに現れたとき、すごいいい時代になったなぁ、って思うのと同時に「夢ってラベルをはがすとこんなにもたくさんの人に見てもらえるんだ」って思った。
いいなーって思った。
だって夢絵はずっとSNSなんかに垂れ流していいものじゃなかったし、出すときは表紙にワンクッションおいて夢絵であることを注意書きしなくちゃならなかったし、夢嫌いな人はそこで背を向けちゃうし。当たり前みたいに恥ずかしいものだって隠されてた。
捏造妹は夢じゃなくてオリキャラ、女審神者は夢じゃなくてオリキャラ。そう思って世に出した人はなにも悪くないんだけど、そこで「夢」に対してあまりにネガティヴなイメージがついてることに絶望するしかなかった。
長々書いたけどこれについては別にいい。
夢小説の始まりが「原作に登場しないキャラを名前変換のパワーを借りて登場させる」なので原作に出ないオリキャラを夢って言うのはいい。メアリ・スーに関してもまぁいい。


問題は2だ。
夢嫌いな人に限って夢の定義がグダグダであるみたいなとこあるよ。
ゴキブリ嫌いな人ってゴキブリの絵描かせたら足10本ぐらい書くでしょ。
いろいろ引用してみる。

夢小説とは

夢主さえ居れば何を描いてもOKみたいなとこあります。個人の好みはさておき、とてつもなく自由です。

腐女子こそ夢小説を書くべき論 - 模索中

wikipediaさんが杉浦由美子さんの著作ケータイ小説のリアル』という本から引っ張ってこられた夢小説の定義は、「特定の登場人物の名前を読者が自由に設定して読むことの出来る小説」とのことです。名前変換ができる小説なので、夢小説はそのまま名前変換小説とも呼ばれたりします。恋愛、友情、家族愛、傍観など、色々なシチュエーションのお話があります。夢主と呼ばれる名前変換の対照となる主人公は、女であったり男であったり、受けであったり攻めであったり、人外であったりと様々です。”

夢小説を笑う文化 - 万年冬眠中

夢の特徴は「自己投影できるオリジナルのキャラクター(≒自分)」を登場させること。

夢小説① ーそもそも夢とはなんなのかー - はるゆる日記

はいバラバラ。
個人的には「作品内のとあるキャラクターの名前変換ができるようになっている作品群」でいいと思う。
それだとネームレス小説とか夢漫画(○○カレシシリーズとかあるね)とか夢本を取りこぼしてしまうんだけど、定義の中心核はそれでいいと思う。例外は例外としてとりあえず置いておきつつ、書いたその人が夢のラベルを使うのならそれを尊重する。

夢って単純に手法なんですよ。
あなたの夢叶えてしんぜよう~キラキラ~って放たれたJavaスクリプトとかphpの魔法に「ご都合主義シンデレラストーリーにしろ」なんて意志は宿ってない。
実際問題夢ってそういうご都合主義シンデレラロマンス多いし…っていうのももっともだけど、でもそれってBLだってそうじゃないの。
二次創作なら主人公受けが多いでしょ?スペック高めのライバル攻めくんに愛される受けくん。受けくん総受け愛されハーレム。部室の隅でセックスしてばっかり!ライバルとしての敬意とか友情とか信頼とかチームメイトとしての友愛もぜーんぶ安っぽい恋愛感情に変換してホモホモ萌えてセックスさせてばっかり。そんなのばっかり。「今はそうじゃないよもっとちゃんと男性同士の葛藤があったり恋愛要素を抜いても面白い作品だってあるもん!」

はいはい知ってます。でもその言葉そっくりそのまま返します。「今は男キャラに女夢主が愛される話ばっかりじゃなくて、世界観考察しっかりしてたり恋愛要素抜いても面白い夢もあるもん!」

全体的に作品の練度が低いとか稚拙とか思われてるんだろうけど、まず

実を言うとそういった夢小説は、長年夢小説を読んでいたり、書いていたりする人にとっては、夢小説という文化全体の、ほんの上澄みに過ぎないんですよ。長いこと夢小説を消費している閲覧者は目が肥えてくるし、書いている創作者の文章は多少なりとも洗練されてゆきます。長年界隈にいる創作者は検索避けを覚えて隠れますし、閲覧者はそれを探す術を学びます。長く浸っている者ほど深層に行くんです

夢小説を笑う文化 - 万年冬眠中

ピクシブみたいにランキングで上手い人の創作探し放題ユーザー検索で絞り込み放題の世界じゃないので。見つからないんですよ。そもそもサーチに登録してない人とかもざらだし(リンクを辿るしか方法がない)

夢小説って出来て十年強だか弱だかの若いカテゴリでまだまだ成長過渡期にあるんですよ。
その妄想というか「キャラくんとお喋りしたい」「この世界に入りたい」欲求が原始的で誰もが持っているものであるにも関わらず、夢としてのジャンル成立してからの歴史が浅く、またその特徴上歴史が辿りにくいのもあって、識者による分析は進まないし十年経っても「キャラ×自分の恋愛妄想の痛い創作カテゴリ」のレッテルが剥がされずにいる。
とかいうと「キャラ×自分の自己投影型夢女子は追いやられる」って夢女子から非難が来るんですけど、定義が広がることによってその原点に近い創作が貶められるとか追いやられるとかそういうのはたぶんない。
多様化が進んで割合としてそんな創作が減ってしまうように見えても、創作母数が増えれば気にならなくなるはず。

といってもお前にそんなこと言われたくないって言われそうだな~。でも「夢はこの定義!」ってがちがちに固めたところで発展性はないし書き手を増やして多様化を促して夢創作楽しいよーって人を呼んだ方がいいと思うんだけどこういう文章を増田で書くこと自体が倦厭の理由にされそうで怖いね。


もうちょっとまとまったら追記なり再構成するかも。

その他参考

makun0uch1.hatenablog.com

 

tdmmz.hatenablog.com

 

ohutonmogmog.hatenablog.com

 

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夢小説を「黒歴史」と見下す風潮 - Togetterまとめ

 

togetter.com

 

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はてなとか棘で夢小説について話してる人集めたら偏ってしまってるなー。
たぶんこの人たち以外にも内心いろいろ思ってる人がいて(最初のまとめでもブチ切れてる夢女子いっぱい見たし)その人なりの夢小説世界があるはずで、私はそれを読んでみたい。
文章は文章でしか殴れないしRTしたあとにぐちゃぐちゃ言うよりも私みたいにまとまりなくても考えを書いてみてほしい。傲慢っぽい言い方になってしまった。