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オリキャラ夢主が自己投影夢主を駆逐する?

「夢に腐を引き入れると自己投影派が追いやられる」という嘆きを見つけた。


自己投影派が原初の「キャラ×自分」、自分を主体としての姿勢・創作形態だとすると、潜在的には自己投影派の方が多い気がするんだけどなぁ。
二次創作してない見る専の人とか、そもそもオタクですらないフツーの漫画読みの人って気軽に「どのキャラ好き?」みたいな話するじゃん。そこでまぁ○○くんが好きーとか言う話になることがあれば、誰か一人ってよりも話全体が気になる、とかに移る。

前の「腐女子こそ夢小説を書くべき」ってのはその辺の話もしてるはず。
「自分が主体としてキャラを好きでいる気持ちは誰もが持っているもの」だという夢A(前の記事を参照:キャラくんが好きだという目的としての夢)の話と、「誰でもない夢主というツールはBL創作とも相性がいい」という夢B(名前変換機能に着目した手段としての夢)の話が混在していたとも思う。私の定義に当てはめると。

乙女ゲーヒロインに個性もちが増えてきて感情移入なり自己投影しにくくなったってのは可哀想だと思うけど、でもそれってヒロイン受けの男女カプとして萌えてる人にとってもあんまり変わらない嘆きだと思う。このヒロイン気に入らんなんて声はどこにでもあるし…その嘆きは自己投影派に限らない…あなただけのものじゃない…

追いやられるとしたら夢小説の意味の広がりによる異民族(オリキャラ派・BL創作者)じゃなくて「自己投影は恥ずかしい萌え方」だという認識による書き手参入の減少なんじゃないかと思う。だからこそ「夢主は私自身じゃありません!」表明からのオリキャラ夢主が増えたんじゃない?多分オリキャラ夢主って言ってる人の中には割とイコール自分みたいな人もいたと思う。でも「キャラ×自分は恥ずかしい」という価値観というか、その考え方自体が自分なりの萌え方・キャラの愛し方への自信をその人から奪ったのでは…?

だから腐こそ夢を書こう論の人も「自分主体のキャラへの愛を表現したり、世界に参加したいと思う感情は普遍的にあり、なんら恥ずかしいものではない」という啓蒙をしようとしてるんだろう。間違ってたらごめんね